「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書) epubダウンロード無料
「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)
によって 大沼 保昭
4.3 5つ星のうち(22人の読者)
「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書) epubダウンロード無料 - 内容(「BOOK」データベースより) 一九九〇年代以降「慰安婦」問題は、「歴史認識」の最大の争点となっている。政府は軍の関与を認め謝罪。市民と政府により被害者への償いを行う「アジア女性基金」がつくられた。だが、国家関与を否定する右派、国家賠償を要求する左派、メディアによる問題の政治化で償いは難航した。本書は、この問題に深く関わった当事者による「失敗」と「達成」の記録であり、その過程から考える新たな歴史構築の試みである。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大沼/保昭 1946年(昭和21年)山形県生まれ。70年東京大学法学部卒。91年より東京大学大学院法学政治学研究科教授(国際法専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)の詳細
本のタイトル
「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)
作者
大沼 保昭
ISBN-10
4121019008
発売日
2007/6/1
カテゴリ
本
ファイルサイズ
26.58 (現在のサーバー速度は23.73 Mbpsです
以下は、「慰安婦」問題とは何だったのか―メディア・NGO・政府の功罪 (中公新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
久々に凄い学者に出会いました。起こったことをそのままに。自分自身の行いすら相対化し、透徹した視点で可能な限り中立的に書こうとする著者の態度に、心からの賛辞と敬意を表します。一方でmixiレビューでは、本書自体への評価ではなく、国の失政に対して鉄槌を下している不合理なものまであり、情けなさに胸を塞がれます。タイトルがおかしいという批判もあるようですが、それは著者が従来のステレオタイプな議論を避け、これまでとは異なる視点を提供しただけのこと。読者自身の知性が試されるところです。正直、ややリベラルな思想を持つ著者とは意見を異にする点も少なくありません。ですが、本書はそんな右翼・左翼といった些末な問題を超越している気がします。行動する知性、複雑な現実から逃げずに真っ向から向き合う勇気と良心。それが、本書が私に与えてくれたものです。
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