木村蒹葭堂―なにわ知の巨人無料ダウンロードkindle

木村蒹葭堂―なにわ知の巨人

によって 大阪歴史博物館


4.8 5つ星のうち(1人の読者)

木村蒹葭堂―なにわ知の巨人無料ダウンロードkindle - 出版社からのコメント 大阪歴史博物館特別展展覧会図録 2003年2月9日付 朝日新聞 朝刊 書評掲載江戸時代後期大坂の趣味人・町人学者として知られる木村蒹葭堂(1736-1802)の没後200年を記念した展覧会の図録。蒹葭堂は幼少から絵画を習い、10歳代で本草学と物産学を学んだ。詩をよくし、煎茶を愛した。その交友は大名から庶民に及び、また膨大なコレクションは当初から全国に知られ、あらゆる学問分野に通じた多芸多才の博識として稀有の存在であった。蒹葭堂の影響はあまりに多方面にわたっているため、その全貌を把握することは困難であったが、今展覧会では、230点におよぶ出品史料により、広大な蒹葭堂ワールドを一望する。全てをカラー図版により紹介。作品解説に加え、近世の知の世界に関する論文・コラムを収録。 内容(「BOOK」データベースより) 本図録は大阪歴史博物館において、平成一五年一月一五日(水)から二月二四日(月)までを会期として開催される特別展「没後二〇〇年記念、木村蒹葭堂―なにわ知の巨人」の展覧会図録である。幅広い彼の収集資料や制作・著述作品を通じて、近世大坂の知識人の知的好奇心の広がりや全国の文化人との交流、さらに彼の業績が当時の学問・文化に及ぼした影響について紹介。 内容(「MARC」データベースより) 江戸時代後期において多芸多才の博識として著名な木村蒹葭堂。その交友は大名から庶民に及び、また膨大なコレクションは当時から有名。多数のカラー図版で蒹葭堂ワールドを一望。

木村蒹葭堂―なにわ知の巨人の詳細

本のタイトル
木村蒹葭堂―なにわ知の巨人
作者
大阪歴史博物館
ISBN-10
4784211403
発売日
2003/01
カテゴリ
ファイルサイズ
28.47 (現在のサーバー速度は20.5 Mbpsです
以下は、木村蒹葭堂―なにわ知の巨人に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
18世紀から19世紀にかけての大坂に生きた当代一の知識人・木村蒹葭堂に関する展覧会図録。文人、画家、茶家、博物学者、本草家、等などの様々な顔を持つ彼のことを現代では大阪人でも知る人は少ない。しかし、当時は日本を代表する知識人として政財界にネットワークを持ち、海外情勢にも明るかった彼は、膨大な蔵書や収集品を人々に見せたり貸し借りしたりしながら、上方に収まらないスケールの知的サロンとネットワークを作り上げた市井の「知の巨人」であった。(なんと、朝鮮からの使節団とも交流があったため、あちらの国での文書にも名前が出ているという。)彼の膨大なコレクションは死後に幕府に買い納められ、昌平坂学問書を経由して、現在は国会図書館に収められているのだが、そんな「知と権力」のあり方にも想いが馳せられる人物でもある。本書はカラー写真資料が豊富で解説も詳しく、特に、余りそれまでは深く評価されたことのない画家としての業績について詳しくケアをしているところが特徴的である。若冲や文晁など関係の深い人々の作品図版も載っており、歴史資料本としては充実した一冊だ。それにしても取引価格が高いのが残念。

0コメント

  • 1000 / 1000