ノワールをまとう女本pdfダウンロード
ノワールをまとう女
によって 神護 かずみ
3.7 5つ星のうち(7人の読者)
ノワールをまとう女本pdfダウンロード - 内容紹介 第65回江戸川乱歩賞受賞作!それは破戒の罰なのか?大手医薬品メーカーに仕掛けられたデモを鎮圧すべく市民団体に潜入した西澤奈美。そこでリーダーから同志として紹介されたのは、恋人の雪江だった。新ヒロイン誕生!西澤奈美。自宅は大久保の雑居ビル。冷蔵庫にはビールと栄養ゼリー。日課は筋力トレーニング。音楽はオールディーズ。話し相手はAIのユキエ。仕事は企業の炎上鎮火請負人。服は黒尽くめ。日本有数の医薬品メーカー美国堂は、傘下に入れた韓国企業の社長による過去の反日発言の映像がネットに流れ、「美国堂を糺す会」が発足して糾弾される事態に。かつて美国堂がトラブルに巻き込まれた際に事態を収束させた西澤奈美は、コーポレートコミュニケーション部次長の市川から相談を持ちかけられる。新社長の意向を受け、総会屋から転身して企業の危機管理、トラブル処理を請け負っている奈美のボスの原田哲を排除しようとしていたものの、デモの鎮静化のためにやむを得ず原田に仕事を依頼する。早速、林田佳子という偽名で糺す会に潜り込んだ奈美は「エルチェ」というハンドルネームのリーダーに近づくと、ナミという名前の同志を紹介される。彼女は児童養護施設でともに育ち、二年前に再会して恋人となった姫野雪江だった。雪江の思いがけない登場に動揺しつつも取り繕った奈美は、ナンバー2の男の不正を暴いて、糺す会の勢いをくじく。その後、エルチェは美国堂を攻撃する起死回生の爆弾をナミから手に入れたというが、ナミ(=雪江)は奈美と約束した日に現れず、連絡も取れなくなった。起死回生の爆弾とは何なのか? 内容(「BOOK」データベースより) 大手医薬品メーカーに仕掛けられたデモを鎮めるべく市民団体に潜入した西澤奈美。そこでリーダーから同志として紹介されたのは、恋人の雪江だった。新ヒロイン誕生!江戸川乱歩賞受賞作。 商品の説明をすべて表示する
ノワールをまとう女の詳細
本のタイトル
ノワールをまとう女
作者
神護 かずみ
ISBN-10
4065170974
発売日
2019/9/19
カテゴリ
本
ファイル名
ファイルサイズ
24.72 (現在のサーバー速度は26.09 Mbpsです
以下は ノワールをまとう女 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
最近の乱歩賞受賞作の中では、最も抵抗感なく最後まで読み進められました。「普通に面白かった」という感想です。簡潔で短めの畳みかけるような文体によって、情景やヒロインの心情が過不足なく伝わってきます。作者はプロの作家だそうで、この辺りはさすがということでしょう。最近のミステリー作品の中では、オリジナリティーがあると言えるのではないでしょうか。ただ、登場人物が皆ステレオタイプ、終盤の展開に意外性が乏しい、エンディングが感傷的過ぎて共感できないなどの欠点があり、星3つというところです。選考委員の意見も分かれたようで、湊かなえ委員は別の作品を強く推しています。そちらも読んでみたいところです。
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